最近の女優さんは、裸が怖いのかな

2014.04.30 Wednesday 09:36
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    日本映画がつまらない、と感じて久しい。特にテレビと連動している作品など酷い。



    ボク個人が酷いと感じるだけであって、世間様のことや評価は知らない。



    でも、かつてボクが思春期の頃に体験した映画とは明らかに『異質』な印象が強い。




    そして、『最近の女優さんは、脱がないな』と素朴に感じている。



    この『脱ぐ』ってのは、『裸を曝す』『演技者として役に成り切る』捉え方は様々。



    悲しいかな、昨今の日本においては、『ただ脱ぐだけでも話題になる』のも現状だ。




    映画そのものでなく、『誰某の女優さんが脱いだ』が一人歩きをしてしまう。



    しかも、そういう映画に酷い作品が多い。『女優の脱ぎ損』なんて言われる。



    実際に、ボクも観た限りでは、そのような『裸目的』だけの作品が多かった。




    『吉高由里子』『沢尻エリカ』『真木よう子』などは『脱ぎ損』と言われた。



    恐ろしいことに、蜷川は親子揃ってでヒドい映画で女優を脱がせてしまった。




    裸になるのは、役としてでなく、『自分を曝す』意識が強いのか、怖いのか。



    ボクは、女性でも女優でもないので、想像しても出来やしないのだ。




    ただ、『門脇麦』さんとか、若い女優さんが見事な脱ぎっぷりを披露していたりもする。






    かつて『必然性があれば、脱ぐ』なんて言う女優さんがいたのも確かにあった。




    だが、ボクの思春期の頃に尖っていた、例えば『ATG』などの映画は違った。



    旬の、しかも魅力のある女優さんは、私生活の中の出来事のように裸になった。



    それは、『映画』という作品の為、とかの理由だったかは定かではないのだが。




    敢えて現在に例えるなら、宮崎あおいさん、蒼井優さん、など映画女優なら当然。




    『桃井かおり』さん。『秋吉久美子』さん。『関根恵子』さん。『森下愛子』さん。



    彼女達は、殆どの映画で『裸になっていた』ような印象さえある。美しい裸だ。



    しかし、彼女達の自尊心が傷つけられたとか、単なる話題になったとかはない。




    映画を愛する人は、作品として、観るだけであって、『映画そのもの』を楽しんだ。



    まあ、そりゃ男なら『興奮したりはした』のは必然であり、それが前提としてもだ。




    日本人には、『裸』に対する『羞恥心』という捉え方が根底にあるのだろうか。




    ボクなどは、男ではあるが、『裸が恥ずかしい』なんて感覚はない。



    むしろ、『裸が恥ずかしい』という発想が恥ずかしいとさえ思える。



    他人に、異性に『裸を観られること』なんて、どうってことはない。



    そもそも、社会倫理的秩序として『服を来ている』だけで、元々は誰しも裸なのだ。




    本当に『恥ずかしいこと』とは、『人を欺く』とか『自己欺瞞』だとか、だと思う。



    そこで、映画に話を戻すと、外国、特にヨーロッパでは『裸』なんて、当たり前だ。



    人の生活を描いているのであるから、日常的に洋服や下着を脱ぐ。セックスもする。




    フランス映画などでは、『性器』が映る場合もある。実際に日本で売られる媒体でも。



    シャルロット・ゲインズブール主演の『僕の妻はシャルロット・ゲインズブール』だ。



    これでは、男性も女性も無数に裸で出ていて、当然、全裸なので、すべてが映される。



    男性器などは、形状が突起しているので、陰毛で隠されずにはっきりと出ているのだ。




    だが、フランス映画は、『そういうもの』でもある。裸がどう、とかの発想などない。



    今の日本みたいに、『あの女優が脱いだ』とか騒ぐことがむしろ恥ずかしいくらいだ。



    それで、『乳首も見せない』『ほんの一瞬だけ』とか落胆していたりするんだもんね。




    もはや『映画』というあり方との向き合い方からして、どうなんだろう?と思うのだ。




    いずれにしても、日本映画の終焉の中で、『商売』として足掻いている現状は切ない。




    ボクは、ただ『素晴らしい作品』があるだけで感謝しているのに、状況は八方塞がり。





    まあ、現実的な問題として、ボクは映画が観られないので、余計に切なくて堪らない。











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