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    自分の中での、アンチテーゼを生む

    2014.06.08 Sunday 19:48
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      ボクの敬愛する人の一人に『萩原健一』という人がいる。通称『ショーケン』である。



      まあ、何度も離婚をし、薬で逮捕されるわ、撮影現場で問題を起こすわ、ロクデナシ。



      だが、彼はいつでも『彼』であり続ける。彼以外に『彼のような人』など存在しない。




      それくらいに、『魅力的』な人だし、彼を愛する人は皆、そう感じているだろう。




      常に『守りに入らない』感じがいい。昨今の表現者の、没個性的な体は無味無臭。




      彼は、父の浮気相手の子として生まれ、10代でアイドルとして女性達を虜にし、



      グループの中では最年少の16歳ながらにして、グループ内で突出してしまった。



      アイドルの『アンチテーゼ』として、『役者』の道に踏み込み、またして弾けた。




      最初に注目を浴びた『太陽にほえろ』では、長く続けるもじゃないと感じて、



      すぐに『殉職』という形で刑事役を降り、そのアンチテーゼとして生まれたのが、



      かの伝説の『傷だらけの天使』での、『愛が滲み出る』社会の根底での生き様だ。




      この『ドラマ』は、萩原健一と水谷豊という水と油である役者が見事に融合して、



      ある種、予想もしない化学反応を起こした『希有』作品だったと今観ても痺れる。



      彼らは、女性でなく、男を虜にした『魅力』が、画面から弾け出していたようだ。




      そして、彼は、その『アンチテーゼ』として、真逆の『前略おふくろ様』をやる。



      長髪をバッサリ切り、清潔な修行中の『板前』で、気弱な男を演じてみせたのだ。



      その後は、再び『歌手』として、カリスマ的な存在になり、それが『波乱』の始まり。




      一度『役者』を経ての彼は、『歌い手』としては、異様なくらいに魅力的だった。



      だが、その自分を維持するために、薬に手を出してしまう。典型的な破滅だろう。



      その後は、『瀬戸内寂聴』さんの許で、沈黙を守ったりして、自己再生を試みる。




      そこで、だ。『自己肯定』ってのは、実に『安易』なことでしかない気がするのだ。



      自分の信じる『価値』とやらを磨くことは、人の道筋をなぞるようにも感じられる。



      そこから『逸脱』した『冒険』こそ、『自分を裸で放り出す』存在意義にも思える。




      敢えて『茨の道』を選ぶ。安全な、人の作った道を歩むことは、誰でも出来ること。



      それを『否定』すること。これは、芸術など『表現』においては、大きな分岐点だ。



      かつて岡本太郎氏が『グラスの底に顔があったっていいじゃないか』と言ったのだ。




      ウィスキーのCMだった。ウィスキーグラスの底に『顔』を掘った彼の芸術作品だ。



      誰も思いつかないこと。『グラスの底に顔などなくてもいいが、あってもいい』と。



      そういう『柔軟な発想』は、未熟で愚かだったボクには、その昔、衝撃でもあった。





      そこで、ショーケンの言う『自分の中のアンチテーゼ』は、実に面白いと思うのだ。



      世の中には、人知れずに、『面白いこと』をやっている奴はいるもんだ。と感じる。



      やっぱり、『面白い』ってことは取っ掛かりの最初になる。『何じゃこりゃ』だね。





      最近の『表現者』さんは、正直『つまらない』人が多い。保守的で健全。無味無臭。



      映画も、テレビドラマも、同じような人ばかりが出ていて、似たり寄ったりの状態。



      もう、娯楽として『音楽』や『映画』を鑑賞する際に、『衝撃』は味わえないのか。




      これは、十代の頃のショーケンの歌声だ。演奏はヒドいが、ヴォーカルはすでに『ショーケン』そのものなのだ。



       






      誰も自分達の音楽など聴いちゃいない『アイドル』としての不満を抱えていた両巨頭『ジュリー』と『ショーケン』が『ロック』をやった奇跡だ。


      GSの人気グループ『スパイダース』『タイガース』『テンプターズ』の才能が結合したバンドも女の子の歓声に弾けて消えたがライブは最高だ。








      まあ、利権問題なのだろうが、『傷だらけの天使』や全盛期のライブなどの素敵な画像はぜんぜんないのだ。



      まあ、ショーケンの映像は、殆どない中、これだけがあった。ただ、これも彼の中のほんの一部でしかない。













      けれど、彼の中での『アンチテーゼ』=『ある種の自己否定』が、自身の魅力に繋がるなんて、素敵だね。











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