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    差別や偏見は人からなくならない

    2016.11.27 Sunday 13:33
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      アメリカのトランプ騒動などを筆頭に、人種や宗教などの違いが人にはある。

      そこから生まれる『差別』や『偏見』は、人の心から消えることはないのか。

       

      どれだけ科学が進歩しようと、どれだけ文化が発展しようと学習は足りない。

      悲惨な戦争を繰り返しても、『紛争』も『闘争』もやめずにより過激になる。

       

      愚かしい程に、世界全体の混乱は、益々『複雑を極め』つつあるように思う。

       

       

      そこで、先日、何気なくテレビを見ていた時に、とてもやり切れなくなった。

       

       

      日本の社会で『格差』が広がっていることを当事者の若者達が討論していた。

       

      特に社会問題になっている『人材不足』が深刻な『看護士』『保育士』たち。

       

      彼女たちの心の叫びは、現代社会を象徴するものとして切実に感じるものだ。

       

       

      長時間労働や過酷な状況に関わらず、手取りの『報酬の余りの低さ』は如実。

       

      それでも、彼女たちは、自分の仕事に誇りを持っているようボクには見えた。

       

      そこで、32歳のIT企業の社長とやらが、したり顔で宣っていたのである。

       

       

      『だってさ、給料安いの判ってて、その仕事に就いた訳でしょ?』など、と。

       

       

      ボクはIT業界が『好きではない』故、客観性に欠ける色眼鏡で見てしまう。

       

      にしても、彼の醒めた眼差しと言い方に、心地の悪い『違和感』は拭えない。

       

      デジタル社会に対するアレルギーも相当なものだと、自分を再認識するのだ。

       

       

       

       

      そこで、ボクがいつも、或はずっと素朴に疑問に思っていることがある。

       

      それは、エンターテイメント、いわゆる『音楽』『映像』などの表現だ。

       

      いわゆる『商業主義』の蔓延する世界で、娯楽が欺瞞と表裏一体になる。

       

       

      レコードからCDへと変わり身の早さ。今はすっかり『データ』である。

       

      形すらなくなり、それを提示されるまま、受け入れる、変わり身の早さ。

       

      誰も文句言わないし、誰も『便利で素晴らしい』と判断する基準も不明。

       

       

      そして『差別』である。『男女差別』は、未だなくならないように思う。

       

      女性の社会進出や活躍を謳って久しいのに、何も変わっちゃいない現状。

       

      そこには、『偏見』という固定概念が根強く存在してはいないだろうか。

       

       

       

      具体的な例をあげると、音楽において、特に楽器演奏においては顕著だ。

       

      女性は、体力的に男性とは違うのは否めない。握力など歴然としている。

       

      だからと言って、女性が男性に劣ることはない。優劣じゃないと思える。

       

       

      にも拘らず、未だに『女性奏者』などと言われる。男性社会からの目線。

       

      業界は、『女性サックス奏者』『女性ドラマー』と特別な売り物にする。

       

      圧倒的に男性奏者が世に出ているのに違いないが、これはいかがなのか。

       

       

      個人的に『グルーブ感』の好みが違っても、魅力的なドラマー川口千里。

       

      彼女も『天才女子高生ドラマー』として、商売の中に取り込まれている。

       

      だが、その卓越した技術に裏打ちされた『心地よさ』に性別は関係ない。

       

       

       

      単純に、彼女の手数の多いドラミングと笑顔で楽しむ様子が気持ちいい。

       

      そこには音を楽しむ『躍動』が凝縮されていて、聴き手側も実に楽しい。

       

      楽し気な彼女は、ロックもジャズも関係なく、音楽そのものを具現する。

       

       

      でも、彼女が女性だけで組むバンド演奏は、音を聴けば、性差などない。

       

      演奏において、男性に力負けしているとは『差別』『偏見』に過ぎない。

       

      そこを敢えて逆手に取って、彼女たちは『女性』を全面に打ち出すのだ。

       

       

      こんなエンターテイメントが世に埋もれているなんて、愚かしい限りだ。


      この二つの違うバンドにおいて、いいか悪いかでなく、好きかどうかだ。


      千里さんは、純粋に音楽に身を委ねつつ、3枚目の商業アルバムを出す。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       


      人間の中の『差別』と『偏見』という愚かが、益々視野を狭くしているよう。

       

      昨今のクズみたいなダダッダ打ち込みの似非リズムなど、音楽とは呼べない。

       

      との『ボクの中の偏見』もなくならない。あの気持悪さは受け入れられない。

       

       

       

       

       

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